IIm7-V7での実例その2
ターゲットノートを決めましたので、今回はこれらのターゲットノートに対して
クロマチックアプローチを加えながらフレーズに仕上げていきたいと思います。
下の譜例が、前回決めたターゲットノートになります。
確認してみてください。
これに対して、半音、全音のクロマチックノートを加えていくと
下の譜例になります。
ターゲットノートに対して、クロマチックアプローチを加えただけの
超簡単なアドリブ作成方法ですが、カッコいいフレーズだと思いませんか?
このようにして、最初はいきなりアドリブは弾けなくても
自分でフレーズを組み立てていくことを繰り返しているうちに
他のプレイヤーのフレーズが、どんな事をしているかも分かるようになって
急速にアドリブができるようになっていきます。
いきなりピアノに座って、いきなりアドリブがスラスラと弾ける人なんて
世の中にはいません。
少しずつ積み上げてきたフレーズを少しずつ変化させて
たくさんのフレーズを覚えていくわけなので
あせらずに、地道にフレーズを書いて、実際にそれを演奏することを
オススメします。
なれてくれば、プロの演奏をコピーして分析することも
可能になってきます。
そうなれば、大したものです!