ジャズとクラシックの違い
ジャズとクラッシックの違いについてですが、私はジャズを始めてから
しばらくたってもその違いがなかなか分からなくて困りました。
でもジャズを聴き続けていくうちに、徐々に違いが分かるようになりました。
初心者の皆さんも、同じだと思いますので色々な演奏を聴いてみて下さい。
では、その違いについて説明してみます。
クラシックでは、譜面の通り演奏しますが、ジャズでは
アンサンブルは譜面どおりですが、アドリブなど即興性が多く占めています。
ハーモニーに関しても、ジャズでは不協和音を使うことによって
ハーモニーに渋みを与えますが、クラシックでは協和音が主に使われてます。
リズムは、クラシックではルバート(テンポが一定ではない、揺らぎがある)で
演奏されることが多いですが、ジャズでは通常はイン・テンポで演奏されます。
最近ではクラシックの音楽を使ってジャズで演奏することや、
ビートルズやカーペンターなどもジャズで演奏することもあります。
ジャズのリズム、ハーモニーで演奏することによって、色んなジャンルの音楽も
ジャズとして演奏が可能なのです。
それは、ジャズの歴史でご紹介したとおり、ジャズのスタンダードと呼ばれる
楽曲たちも、実はその当時流行した音楽だった訳です。
ジャズは時代の流れに上手く関わりあいながらこれからもずっと
進化を続けていくと思います。