ブルーノートスケール
ブルーノートといえば、ジャズ等のライブバーを
思い浮かべる方もいらっしゃると思います。
ブルースでよく聞くブルージーな音使い(表現があいまいですみません)の秘密は
このスケールによるものです。
3度、5度、7度を半音下げたダイアトニックスケール(Cがルートの場合の白鍵ばかりで
できるスケールの事をいう)をブルーノートスケールと呼びます。
下記譜例が、ルートがCの場合のブルーノートスケールです。
ギターでチョーキングという技があるのですが、この技を使うことでとてもブルージーな
フレーズが出来るのです。
ピアノの場合は、弦とは違ってこのあいまいな音を演奏することができません。
そこで、ピアノでこのブルーノートを効果的に使うには、音を引っ掛ける方法があります。
例えば下のフレーズを演奏してみて下さい。
ブルージーな音使いというのが分かってもらえたでしょうか?
譜例では3度の音でしたが、5度や7度でも同じように引っ掛けることで
ブルージーさを出すことが可能になります。