I-VIm7-IIm7-V7でバッキング
さて、循環物(つまりぐるぐる回る)とよばれるコード進行を利用して
前回までのおさらいをいたします。
左手はシンプルに3度と7度。右手は全音上、下のアッパー ストラクチャー トライアド。
これを利用してみると下のような譜例になります。
そして、白玉(全音符)では面白くありませんので、スゥイングさせてみましょう。
リズムパターンは無限大にありますが、色んなパターンで弾いてみて下さい。
裏拍を強調すると、よりスゥイングな感じがします。
また、レッドガーランドというピアニストが得意とした、先取り奏法というのがあります。
これは、最初とっつきにくいかもしれませんが、慣れてくるとかっこよくなります。
オススメなので、練習してみて下さいね。
下の譜例は、その先取り奏法を利用した演奏例です。
つまり、先取りとは次のコードを先取りして弾くことなのです。
では、4ビートを想定したベースラインに上の先取りバッキングを合わせたものを
録音してみましたので、参考にしてみて下さい。
junkan_demo.mp3(224kB)