よく演奏されるスタンダード
セッションに参加したい方は、スタンダードを何曲かマスターしておいた方が
参加できる回数も増えるので良いでしょう。
できれば、イントロやエンディングの方法も用意しておくと、安心だと思います。
そこで、定番のイントロがある曲をいくつかご紹介します。
定番のイントロがある曲
・Take the A train
・If I were a bell.
・Satin doll
・Bye bye blackbird
・Lullaby of birdland
・There will never be another you
etc...
定番のイントロが無い場合にも、簡単なイントロ作成方法があります。
それは、曲の最後の4小節をメロディー付きで弾くだけでも良いのです。
ただ、それでは校歌のようになってしまいダサい場合も多いので
その場合には曲の最初のコード2小節、もしくは4小節をメロディーなしで
バッキングするだけでも良いです。
イントロの目的は以下2点です。
・曲の始まりの合図
・曲のテンポを出す
ですので、上記2点が明確になるように気を使って、演奏して下さい。
エンディングに関しては、次のような方法で循環させるのが一般的です。
曲の最後の4小節が次のような場合
IIm7 - V7 - I△7 - I△7(End)
これを次のようにします。
IIm7 - V7 - IIIm7 - VI7 - IIm7 - V7 - IIIm7 - VI7 ・・・・ IIm7 - V7 - I△7(End)
例えば、If I were a bellを例にすると次のようになります。
曲の最後の4小節は以下のとおり
Gm7 - C7 - F△ - F△(End)
これを循環をつかったエンディングをすると、次のようになります。
Gm7 - C7 - Am7 - D7 - Gm7 - C7 -Am7 - D7 -・・・・Gm7 - C7 - F△(End)
アドリブが終わった後のテーマで、テーマが終わったけどすぐに曲が終わらない
しかも、ちょっとした掛け合いや、アドリブが出る始末・・・。なんて時は
上のような循環をして、終わるタイミングを見計らっているのです。
最終的には、フロントのプレーヤーが合図をしたり、終わりに使用される
フレーズを演奏したりして、皆で一緒に終わる事ができるわけです。
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