ターゲットノートとは
ターゲットノートとは・・・ターゲットの意味はご存知のとおり、
「狙い、目標」などの意味があります。
ノートは「音」ですから、ターゲットノートとは
狙う音、目標とする音といった意味になります。
アドリブするにあたって、このターゲットノートは非常に重要な要素になります。
ターゲットノートが定まらないままにフレーズを
組み立てるとふわふわした、説得力にかけるフレーズになってしまいます。
建物にたとえれば、骨格にあたる柱といったところでしょうか・・・。
そしてこれらの骨格になる音にいろんな肉付けをしていくことで
カッコいいフレーズができていくのです。
この肉付けの事を、アプローチノートなどと呼んだりします。
アプローチという言葉は、よくゴルフなどで聞くと思いますが意味は「近づける」です。
つまり、ターゲットノートを決めておいて、その音に近づける
アプローチノートで埋めてあげることで、カッコいいフレーズが出来上がるわけです。
では、ターゲットノートはどのような音にすればよいか・・・
ですが、これは、各コードの構成音でOKです。
もしくは、テーマのメロディーに使われている音でも良いです。
フレーズの最後にあたる音は、なるべくそのコードの
ペンタトニックを使うと良いでしょう。
フレーズの最後はコード進行のどこに設定すればいいか?
ですが、自由で構わないのですが、なるべくII-V-I の トニックにあたる
I の場面でフレーズが終わると、まとまった感じになります。
各コードに1〜2音のターゲットノートを決めてみて下さい。
次回はクロマチックアプローチについて紹介します。