ジャズピアノ

ターゲットノートとは

ターゲットノートとは・・・ターゲットの意味はご存知のとおり、
「狙い、目標」などの意味があります。

ノートは「音」ですから、ターゲットノートとは
狙う音、目標とする音といった意味になります。

アドリブするにあたって、このターゲットノートは非常に重要な要素になります。

ターゲットノートが定まらないままにフレーズを
組み立てるとふわふわした、説得力にかけるフレーズになってしまいます。

建物にたとえれば、骨格にあたる柱といったところでしょうか・・・。

そしてこれらの骨格になる音にいろんな肉付けをしていくことで
カッコいいフレーズができていくのです。

この肉付けの事を、アプローチノートなどと呼んだりします。

アプローチという言葉は、よくゴルフなどで聞くと思いますが意味は「近づける」です。

つまり、ターゲットノートを決めておいて、その音に近づける
アプローチノートで埋めてあげることで、カッコいいフレーズが出来上がるわけです。

では、ターゲットノートはどのような音にすればよいか・・・
ですが、これは、各コードの構成音でOKです。

もしくは、テーマのメロディーに使われている音でも良いです。

フレーズの最後にあたる音は、なるべくそのコードの
ペンタトニックを使うと良いでしょう。

フレーズの最後はコード進行のどこに設定すればいいか?
ですが、自由で構わないのですが、なるべくII-V-I の トニックにあたる
I の場面でフレーズが終わると、まとまった感じになります。

各コードに1〜2音のターゲットノートを決めてみて下さい。

次回はクロマチックアプローチについて紹介します。

準備

豆知識

基礎

コード

スケール

バッキング

ブルース

おまけ

アドリブ

イントロ

比較

紹介