ジャズピアノ

ブルーノートを使ってアドリブ

いきなりアドリブとなると、初心者の皆さんにとっては
何を弾いたらいいのか見当つかないというのが実情だと思います。

私も初めてアドリブした時はそうでした。

そして、初めてのアドリブは何を隠そうブルースでした。

その頃は、弾いてはいけない音は・・・など色々考えながら弾いていて
スゥイングする事もままならない状態で、ソロの出番が回ってくると
かなり緊張して、無茶苦茶弾いていたと思います。

でもこのブルーノートスケールを覚えてからはスグに、上手に(?)聞こえるように
アドリブが出来るようになりました。

アドリブには間違いはありません。

弾いてはいけない音(アボイドノート)を考えるよりも、弾ける音(アベイラブルノート)
を覚えていくことが大切です。

前置きが長くなりましたが、ブルースで利用ができるブルーノートスケールを使った
アドリブ方法を紹介します。

5章のスケール編 5-3.ブルーノートスケールで既にご紹介しております。

今回のブルースはFブルースですので、ルートをFに置き直すと下記のようになります。

ジャズピアノ ブルーノートスケール

ダイアトニックスケールの3度、5度、7度をそれぞれ半音下げたものを
ブルーノートスケールと呼びますから、Fの3,5,7度の(A音,C音,E音)を半音下げる
事になります。

このスケールの音を自由に組み合わせて短いフレーズを作る練習をしてみて下さい。

長さは1小節で完結するものからチャレンジしてみて下さい。

例えば下記のように。

ブルーノートフレーズ1
ジャズピアノ ブルーノートフレーズ

同じフレーズを何度繰り返しても良いですし、音使いは同じでリズムを変えてみたり
自由にフレーズを組み立ててみて下さい。

そして、ブルースではコード進行に捉われずに、ずっとこのFブルーノートスケールを
つかったフレーズで演奏して問題ありません。

逆に、その方がカッコよく演奏できます。

ブルージーなフレーズを沢山作ってみて、それらを自由に組み合わせて
アドリブしてみて下さい。

ここからは、皆さんのセンスにかかってきます。

ブルーノートスケールとコードトーンのみを使ったアドリブを録音しましたので、
参考にしてみて下さい。
blues_adlib_01.mp3(628KB)

準備

豆知識

基礎

コード

スケール

バッキング

ブルース

おまけ

アドリブ

イントロ

比較

紹介