コード進行
コード進行についてご紹介します。
ブルースは12小節で構成されていて、この12小節を繰り返します。
コード進行自体は非常にシンプルで、スグに覚えることが出来ると思います。
また特徴的なのが、通常ルートのコードはメジャーセブンスコードなのですが
ブルースではルートがドミナントセブンスなのです。
このドミナントセブンスであることがミソで、ブルージーさを醸し出す所以なのです。
さっそく譜面でコード進行を紹介します。
2小節目と5,6小節目で4度の音に転調しますが、すぐにルートに戻っています。
ブルースの中にはこういった4度進行を行わないものもありますが
ジャズでは一般的には上記のように4度進行を行います。
また、最後の4小節ではよく出てくるツーファイブが用いられます。
実際にキーをFとした場合のブルースは以下の通りになります。
Fのブルースは非常に多く、理由としてはサックスやトランペットなどと一緒に
セッションする場合に♭系が演奏しやすい、または音域がちょうど良かったりする
為だと思われます。
まずはFのブルースをマスターし、次にB♭、E♭、C、Gのブルースもマスターして
いくと良いと思います。