ベースラインをシーケンサに打ち込む
さて、ベースラインをシーケンサに打ち込んでおいて、そのベースラインと合奏
する方法をご紹介します。
最近の電子ピアノには大抵2トラックのシーケンサが内蔵されています。
もし、まだ電子ピアノをお持ちで無い方は、是非シーケンサつきのものを
オススメします。詳しくは、電子ピアノ比較をご覧下さい。
ベースラインですが、ここでは私が考えたベースラインの譜面をご紹介しますので
これを電子ピアノのシーケンサに打ち込みます。
ベースラインについては、基本的には各コードで使えるスケールを利用して
4分音符で構成させます。
コードの最初(変わり目)はなるべくコードのルート音にすると
安定したベースラインになります。
ブルースは12小節を1コーラスとしますので、このベースラインを繰り返し
何度も録音しておくと、練習時に便利です。
打ち込みの際のコツとしては、メトロノームを四分音符60のテンポで鳴らしておき、
メトロノームの音が2、4拍目となるように打ち込みます。
このとき、最初の1音目を打ち込むのに戸惑うと思います。
なぜなら、電子ピアノの録音開始は最初に弾いた音からメトロノームが始まるためです。
(最初に弾かれたタイミングから、もう一度リズムを打ち直します)
そこで、録音開始の音はアウフタクト(前打音)を1小節目の1小節前の4拍目として弾くと、
弾きやすくなります。
上の譜面が、アウフタクトを利用した方法です。
何の音を使っても構いませんが、ドミナントコードのルート音を使うと
より、1小節目への解決感が強まるので、今回はドミナントのC7を仮定して
アウフタクトの音をCの音としました。