指の形
ピアノの鍵盤を弾く際の指の形を紹介します。
まず下の写真をご覧下さい。
手の甲をピアノの鍵盤とほぼ水平に保ちます。
ここで、注意すべき点は、とにかく力を抜くことです。
大人で初心者の方を何人かレッスンしたことがあるのですが
必ずといって良いほど肩や腕、指までガチガチに力が入ってしまっています。
人差し指、中指、薬指・・・親指と鍵盤を想定して机の上などで
指を次々におろしてみて下さい。
そのとき、手の甲が斜めになったり、大きく揺れたりしてはいけません。
これは、私がクラッシックを始めたばかりの時に指導された方法ですが、
指を動かす練習時に手の甲に10円玉を乗せてみて下さい。
そして、指を動かすときには力を抜き、10円玉を落とさないように
心がけてみて下さい。
手の甲が大きく揺れる場合には10円がすぐに手の甲から落ちます。
正しい姿勢でも紹介したとおり、指の形も同じくジャズでは色んな種類があります。
指が完全に伸びきった状態で演奏するピアニストも中にはいます。
結局はその人が一番弾きやすく、また指がムダな動きにならない形であれば
それでよいことになります。
早く自分の指の形をマスターできるように頑張って練習してみて下さい。