ペンタトニックを使ってアドリブ
ペンタトニックスケールを使ったアドリブ方法を紹介します。
ブルースでは、ブルーノートスケールを使ったアドリブだけでも十分ですが
アベイラブルノートを増やす意味で、それぞれのコードに
それぞれのペンタトニックを当てはめてフレーズを考えます。
F7で使用可能なペンタトニックはFペンタトニック。
これはスケール編でも紹介しておりますが、1,2,3,5,6度の音に当たります。
F,G,A,C,Dが相当します。
B♭7ではB♭,C,D,F,Gが相当します。
Gm7ではマイナーペンタトニックを使用し、1,短3,4,5,短7度が相当するので
G,B♭,C,D,Fとなります。
下の譜例は、Fブルースにおいてのペンタトニックスケールを書いたものです。
これらの音を組み合わせることでもフレーズを考えてみて下さい。
使える音は分かっても、フレーズが思いつかないという方も多いと思います。
その場合は、スケールの音をそのまま上がったり、下がったりすることから
始めてみてください。
リズムを変えるだけでも違うフレーズになりますし、上がって下がる、下がって上がる
フレーズや、同じ音を何度か使ってから上がったりなど、
組み合わせは無限大です。
その中から自分の好きなフレーズを見つけてみてください。