コードの構成音2
ここでは、4-3で紹介した以外のコードを紹介します。
ディミニッシュとオーギュメントコードです。
これらのコードは、どちらかというとコードとコードをスムーズに進行させるための
補助的、橋渡してき存在のコードです。
初心者の方は、このコードを見たら無視して弾いて見てください。
多分問題なく曲は進行していきますし、違和感も無いはずです。
なぜならば、橋渡しでしか無いからです。
上級者になってくると、コード譜にはディミニッシュコードは載っていないのに
即席アレンジでディミニッシュを使って演奏したりします。
単調なコードが続く曲でも、このような技を沢山身につけておけば
大変広がりのある演奏が出来るわけですね。
さて、話が横道にそれてしまいましたので、早速本題のコードの説明に
移りたいと思います。
ディミニッシュコードの構成音は、ルート音、短3度、減5度、減7度
になります。
4-1でご紹介したように、ディミニッシュの日本語は”減”なのです。
■”完全”が半音下がった場合
■”長”が全音下がった場合
の2種類ともに含まれていることからディミニッシュコードと呼ばれています。
オーギュメントコードの構成音は、ルート音、長3度、増5度になります。
こちらも4-1でご紹介したように、オーギュメントの日本語は”増”なのです。
完全が半音あがった場合を増(オーギュメント)と呼ぶことから
このコードネームになりました。
コードの構成音の紹介はここまでとなります。
他にもオンコード(分数)などもありますが、基本的には4-3、4-4で
ご紹介したコードさえ知っていれば、スタンダード曲では十分こと足ります。
コードに指がなれるための練習方法を次回ご紹介しますので
是非皆さんチャレンジしてみて下さいね。